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18)履修登録のミス

●履修登録のミス

大学生として生活していく上で、「履修登録」というのは避けては通れない出来事の1つです。自分の受けてみたい講義、やってみたい分野の講義、あるいはカリキュラムの関係で取らなければいけない、少し気の進まない講義。どんなものであれ、それぞれの大学生活を彩る唯一無二のものですよね。だからこそ、自分の手で1から組み立てなければいけないわけです。シラバスで必要単位と今学期の講義にどのようなものがあるのか確認し、必修科目や選択必修科目も忘れずに選んだ上で、きっちり決められた方法で履修登録をしなければいけません。しかし、自分でやる以上、そこには勿論ミスの可能性だってあるわけです。


私が1年の春学期、初めての履修登録のときに危うく大きなミスを犯しそうになったことがありました。私にとっては初めての履修登録なので、いわば「右も左も分からない」状態でした。それまでの学生生活では「自分の時間割を自分で決める」経験がなかったので、「面白そうな講義もあるし、先にとっておいた方が良いとアドバイスを貰っている講義もあるし」と目移りしていた上に、「そもそもこのやり方で本当に履修登録できているのか?」と思いながら履修登録を進めていました。とりあえず必修科目と選択必修科目だけ登録して、あとのある程度自由に出来る科目は「じっくり考えよう」と思い、登録画面を閉じました。


お気づきかもしれませんが、なかなか重要な履修登録を「後回し」にしたわけです。お察しの通り、あとは時が過ぎるだけです。「あれ?履修登録って全部済ませてあったっけ?」と気づいたのはなんと履修登録の〆切15分前でした。急いで履修登録画面を確認してみれば、必修科目と選択必修科目だけ登録してあるスカスカの時間割画面がお出迎え。この瞬間の肝の冷える心地は今でも覚えています。いやぁ怖かった……。


結果として、履修登録の〆切には間に合いました。後回しにしつつも受けてみたい講義はメモしてあったのが幸いしました。しかし、もし思い出していなかったら、大学生活のスタートダッシュから受けたい講義に登録申請すらできていなかったわけです。この教訓を胸に、これ以降の履修登録は余裕を持って行うようになりました。



 

〈この記事を書いた人〉

お茶漬け中京学生

中京大学現代社会学部現代社会学科3年生。近年の夏は些か暑すぎやしないか、と地球のアプデ機能に疑問を抱いている。

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