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10)友達とオール

●友達とオール、楽しいが眠い

友達の家でのオール計画。私を含め周りの友達は浪人生が多く、成人しかいない場だと宅飲みからオールに移行することもしばしば。でも、お酒が入るとたいてい深夜2時前には寝てしまうんですよね。そんなわけで「友達の家でオール」に関しては完遂した試しがありません……。


ちなみに「お酒を飲むと眠くなる」のは、アルコールがもつ鎮静作用によって脳の活動が抑制されてしまうことが原因のひとつなんだとか (Roehrs & Roth, 2001)。したがって、「本気でオールがしたい!」というオールガチ勢の方は、お酒は控えめにしてソフトドリンクで我慢する方が完遂の可能性が上がります(笑)。お酒は二十歳になってから。



●オールカラオケ、だいたい楽しいピークは2回ある。

というわけで、私自身は友達の家でオールを完遂したことがありません。でも、オールでカラオケなら完遂したことがあります。そのときの記憶を引っ張り出してみると、だいたい楽しいピークが2回あるなと思いました。


1回目のピークは、カラオケの部屋に入ってすぐです。しばらくは「今日はオールだ!」というアドレナリンドバドバな楽しい時間が続きます。ほんとに何をしても楽しいです、あの時間は。


でも、日付を超えて1~2時間が経ったころ、お酒を飲んでいようがいまいが「それ」はやってきます。そうです。睡魔です。ここはしばらくは頑張りどきになります。ここで寝てしまうと元も子もありません。単なる「ちょっと長めのカラオケ大会」で終わってしまいます。ここから睡魔に打ち勝つまでは気持ちが上がる曲を選曲します。必要ならトイレに行って顔を洗ってもいいかもしれません。


そしてなんとか眠気を乗り越えたそのとき、楽しい時間は再来します。ここが2回目のピークで、ここからはもうノンストップです。部屋を出るその時まで、目一杯楽しみます。外に出たときの微妙に明るい空と人気の無さもまた癖になります。


オールカラオケをするときは楽しいピークが2回ある…あくまで個人の体験談ですので、無理はほどほどに。みなさん各々の楽しみ方で夜を明かしましょう。



References



 

〈この記事を書いた人〉

倉谷聡

大阪大学工学部環境・エネルギー工学科2年。寝たくないあまりカラオケにエナジードリンクを持ち込んだことがある。

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