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52)SNSで炎上

●何気ない投稿が一気に拡散⁉日頃から発信には十分な注意を……

ネット炎上とは、インターネット上で個人や企業に対する批判が殺到することを指します。SNS、ブログ、掲示板といった大規模サイトで発生することが多く、その中でも一番炎上が多いのは X (旧Twitter) だといわれており、投稿を引用することで拡散が大きくなっていきます (ネット誹謗中傷弁護士相談Cafe, 2024)。大きな共感・反感を受ける内容だと、拡散が起こりやすくなります。


大学生がSNSで炎上した事例には、次のようなものがあります。


  • バドミントンサークルに所属する複数の学生たちが、動画・画像とともに「旅館の物品荒らしすぎてしぬ」と投稿し炎上

  • 教員が講義で「阪神タイガースがリーグ優勝した場合は恩赦を発令する」と書かれたスライドを使って話している姿を学生が撮影し、「阪神が優勝したら無条件で単位くれるらしい」とのコメントとともに投稿したところ、複数のニュースサイトに拡散



●インターネットを安全に使うために

第59回学生生活実態調査によれば、情報収集やコミュニケーションツールとして何らかのSNSを使っている大学生は93.0%にものぼります (全国大学生活協同組合連合会, 2024)。利用が多いSNSは、LINE、YouTube、Instagram、X(旧Twitter)の順となりました。SNSで「発信もしている」のはそのうち35.3%で「見るだけ」が多数ですが、炎上被害者には一般人も多く、誰でも利用できるからこそ投稿には十分に注意しなければなりません。


トラブルを避けるために、インターネットのルールや脅威を理解し、適切に用いるためネットリテラシーを高める必要があります。


情報を書き込む時は、それを見た人が傷つかないか。情報を受け取る時は、それが本当に信頼できるものなのかを判断する能力を身につけることが大切です。



References



 

〈この記事を書いた人〉

イトウ

YouTubeで狂犬病予防注射の動画を見ることにハマっています。

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